家具の選び方とレイアウトのコツを解説
居心地のいい空間作りには、家具の配置が大きく影響してきます。
レイアウトに失敗してしまうと、部屋でくつろぎにくくなるなど満足度が下がってしまいます。
普段過ごす空間だからこそ家具のレイアウトにはこだわりたいですよね。
そこで今回は家具を上手に配置するコツや、レイアウトを決める前に確認すべきことについて解説。
加えて、部屋をよりおしゃれで素敵な空間にするためにおすすめのTONONの家具も紹介するので、家具選びに悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。
家具を上手に配置するコツ
まずは家具を上手に配置するコツをご紹介します。
配置のコツは大きく、
・空間の役割を意識する
・動線を意識する
・視線を意識する
・空間ごとに収納を作る
の4つになります。
1.空間の役割を意識する
部屋にはそれぞれ役割があり、その役割を意識しながら家具を配置することが大切です。
その部屋に住む人によって役割は変わってきますが、くつろぎの場所、料理する場所、勉強する場所、などの役割があります。
DKやLDKのようにいくつかの役割が併存している部屋では用途の異なる家具が入り乱れてバランスが悪くなってしまいがちです。
そんな時は役割ごとに家具をまとめて配置して部屋の中の空間を分けてみてください。
1つの部屋でも役割に合わせて家具を配置することで、機能面だけでなく調和の取れたレイアウトが実現します。
2.動線を意識する
家具を配置する際には、動線も意識しなければいけません。
動線上に家具を配置してしまうと、移動するときに家具が邪魔になってしまい、ストレスの原因となります。
玄関から、ソファやベット、ベランダなど日常生活での移動を意識しながら動線を確保した配置を心がけることが大切です。
3.視線を意識する
視線を意識することも、部屋の快適さを左右する大切なポイントです。
視線を上手にコントロールするように家具を配置することで、部屋を広く見せられます。
中でも大事なのがこの4つのポイントです。
①圧迫感のない家具の配置
部屋をすっきり見せるためには視線を遮らないことが大切です。
立ったり座ったりするときに目線より低い家具を選び、背の高い家具は中央に配置しないといったことを意識することで圧迫感を減らせます。
②遠近法で奥行きを強調する
手前に背の高い家具、奥に背の低い家具を配置することで遠近法で奥行きを強調できます。
奥行きを強調することで、視線が部屋の奥に向くため空間が広く感じられるでしょう。
③対角線上の先を見せ場にする
部屋に入るときに視線が向きやすいのが対角線上にある部屋の角です。
この場所にお気に入りの家具を配置することで、視線が対角線上を追うように自然と誘導されます。
4.空間ごとに収納を作る
物の多い部屋で過ごしていると、どうしても窮屈に感じてしまいますよね。
部屋の中を役割ごとに分けられたら、それぞれの空間に収納場所を設けてみてください。
クローゼットやチェストを活用し、空間ごとに物をまとめればすっきりとした快適な空間になるでしょう。
部屋のレイアウトを決める前に確認すべきこと
部屋のレイアウトを考えるとき、注意すべきことは闇雲に家具を配置してしまうことです。
一度家具を配置してしまうと移動するのは簡単ではありません。
まずはある程度の完成イメージを持って、効率よく家具を配置してみてください。
そのために事前に確認すべきことをご紹介します。
部屋の間取り、形を確認する
レイアウトを決めるときに意外と重要なのが部屋の形です。
部屋の形は広さだけでなく、長方形や正方形の部屋など様々な形の部屋が存在します。
当然、部屋の広さや形によって最適な家具の配置方法が異なります。
長方形の場合
・縦長:横幅が短く、家具を配置できる場所が限られているため他の部屋以上に事前のシミュレーションが重要になる
・横長:家具を使って部屋を仕切ることで空間にメリハリを。なるべく左右の両端に家具を配置する
正方形の場合
家具を配置できる場所があるものの、レイアウトによっては窮屈な印象に。配置の組み合わせが豊富なため、定期的な模様替えがおすすめ
特殊な形の場合
台形や三角形など特殊な形をしている部屋では、スペースの有効活用が鍵。部屋の形に合った家具選びが大切
部屋での過ごし方をイメージする
レイアウトを決める際には、家具を全て配置した後で実際にその空間で過ごすことを想像してみてください。
例えば、テレビの近くにソファを置いたり、クローゼットの近くにスタンドみたーを置くなど、日常生活を考えた自然な配置を想定することが大切です。
扉の開閉や動線が塞がっていないかも合わせて確認しましょう。
部屋を広く見せるためのコツ
部屋の大きさに関わらずレイアウト次第で開放感のある広々とした空間にすることができます。
部屋を広く見せるためには
・大きい家具は壁際へ
・背の低い家具を選ぶ
・必要な家具を絞る
・窓を塞がない
の5つのポイントを意識してみましょう。
大きい家具は壁際へ
先述した通り、大きな家具を中央に配置するのはおすすめできません。
存在感が強いため、部屋全体が狭く見えてしまうからです。
そのため大きな家具は壁際に沿って配置し、可能な限り部屋の中心は空けておきましょう。
視線が集まりやすい空間には何も置かずに視線が通るようにすると、空間が広く見えるだけでなく自然と動線も確保できます。
背の低い家具を選ぶ
部屋を広く見せるには背の低い家具を選ぶことも大切なポイントです。
特に6畳程度の広くない部屋で効果的な手法で、圧迫感を軽減し、見通しの良い空間が完成します。
必要な家具を絞る
どのような部屋でも物が増えれば増えるほど部屋を広く見せるのは難しくなります。
一般的に、家具の占有率は部屋の面積の三分の一が理想とされています。
そのため6畳の部屋なら2畳分、12畳の部屋なら4畳分を目安に家具を配置してみてください。
窓を塞がない
大きな家具は壁際に寄せるのが効果的だと説明しましたが、その際、窓は塞がないように注意しましょう。
窓を塞いでしまうと、外の様子が分からなくなり、部屋全体が暗くなってしまいます。
また、結露する窓を家具で塞いでしまうと、窓際にカビが発生してしまうかもしれません。
万が一窓の前に家具を配置する場合には、背の低いものを選ぶなど閉塞感が出ないように工夫が必要です。
TONONのおすすめ商品
TONONでは様々な家具を取り扱っており、長く愛され続けるようデザインや素材などたくさんのこだわりが詰まっています。そんなTONONのいくつかのコレクションの中から人気のコレクションを3つご紹介します。
CORDA COLLECTIONは一般的なシートでは異例の航海用のロープを手で編み込んだ格子縞の機能的なスツールとなっています。屋外でも使用することができ、レストランのテラス席やプールサイドにもおすすめのコレクションです。
多色展開のため、空間の雰囲気に合わせて選びやすいのもポイントです。
RIVER COLLECTIONは特徴的なデザインが人気のコレクションです。
ウレタン製の商品のため、表面は柔らかく弾力があります。RIVER CHAIRは背付きのため、ガーデンチェアとして庭でゆっくりとした時間を楽しむのに最適な商品です。
SAILOR COLLECTIONは漁師の網からインスピレーションを受けたデザインで、弾力性のある航海用のロープで編み込まれています。屋外・屋内問わずどのようなシーンでも活躍するコレクションとなっています。
ポイントを意識して理想の部屋作りを
理想の部屋作りには、まず完成をイメージすることがとても重要です。
その空間でどのように過ごすのか、どう動くのかをなるべく細かく想像してみてください。
背の低い家具といってもある程度の大きさ、重さがあるため慎重に選び、配置する必要があります。
TONONでは重厚感のある他にはない独創的なデザインの家具を多く取り揃えているので、家具を探している方はぜひ見ていってくださいね。
家具選びでお悩みの方はぜひ一度弊社までご相談ください。