オフィスは、働く人にとって第二の住まいともいえる大切な空間です。そこで過ごす時間が快適であれば、仕事もはかどり、創造性も高まりますよね。

近年では、様々なオフィスレイアウトを取り入れることで、従業員のモチベーション向上や企業イメージの向上に繋げている企業も増えています。

今回のコラムでは、オフィスのレイアウトを考えるときのポイントなどをご紹介します。

オフィスのレイアウトを作るときにまず考えること

目的を明確にする

まず、オフィスをどのように活用したいのか、目的を明確にすることが重要です。

• 集中して仕事ができる環境が欲しいのか？
• チームワークを重視したコミュニケーションスペースが欲しいのか？
• リラックスできる休憩スペースが欲しいのか？

目的によって、必要なスペースや家具、レイアウトが変わってきます。

導線を意識する

オフィス内をスムーズに移動できる導線を確保することが重要です。

• メイン通路は広く確保し、人がすれ違えるようにしましょう。
• デスクや家具は、通路を妨げないように配置しましょう。
• コピー機や打合せ場所などの共用スペースは、アクセスしやすい場所に配置しましょう。

スペースをゾーニングする

オフィスの用途に合わせて、スペースをゾーニングしましょう。

• ワークスペース：集中して仕事ができるスペース。デスクやチェア、収納などを配置します。
• ミーティングスペース：会議や打ち合わせができるスペース。テーブルや椅子、ホワイトボードなどを配置します。
• コミュニケーションスペース：社員同士が交流できるスペース。ソファやテーブルなどを配置します。
• 休憩スペース：ランチを食べたり、リフレッシュしたりできるスペース。ソファやテーブル、キッチンなどを配置します。

家具・インテリアを選ぶ

家具やインテリアは、機能性だけでなく、デザイン性も考慮して選びましょう。

• デスクやチェアは、長時間座っても疲れにくいものを選びましょう。
• 収納家具は、必要なものが収納できるものを選びましょう。
• 照明は、明るさや色温度を調整できるものを選びましょう。
• グリーンを取り入れると、空間をリラックスさせる効果があります。

従業員の意見を取り入れる

オフィスを使うのは従業員なので、意見を取り入れることも重要です。

• アンケートを実施したり、ワークショップを開催したりして、意見を収集しましょう。
• 実際にレイアウトを試し、意見を反映しながら調整しましょう。

その他のポイント

• セキュリティ：貴重品を保管するスペースや、情報漏洩対策を検討しましょう。
• バリアフリー：車いすや杖を使用する人も利用できるように、バリアフリー設計をしましょう。
• 防災：地震や火災などの災害に備えて、避難経路を確保しましょう。

オフィスレイアウトをおしゃれにするためのポイント

オフィスレイアウトをおしゃれにするには、「居心地の良さ」と「機能性」の両方を考えることが大切です。

ここでは、その５つポイントをご紹介します。

コンセプトを決める

会社のイメージや事業内容に合ったコンセプトを決めることで、統一感のある空間を作ることができます。

例えば、「ナチュラル」や「北欧」などのテイストを決めたり、会社のカラーを取り入れたりするなど、オリジナリティのある空間を作るためには最初にコンセプトを決めることは欠かせません。

照明を工夫する

照明は、オフィスの雰囲気を演出するのに最も効果的な要素です。メイン照明だけでなく、間接照明やデスクライトなどを活用することで、メリハリのある空間を作ることができます。

また、暖色系と寒色系の照明を組み合わせることで、雰囲気の調整も自由自在です。

観葉植物を取り入れる

観葉植物は、空間を明るく爽やかにする効果があります。また、緑色は人の心を落ち着かせる効果もありますので、オフィスに置くことで、社員のストレス解消にも効果的でしょう。

アート作品や写真を飾る

アート作品や写真は、オフィスの空間に彩りを添える効果があります。また、社員の創造性を刺激する効果もありますので、オフィスに飾ってみるのもいいでしょう。

来客時の会話のきっかけ作りに一役買うこともあります。

収納スペースを確保する

当たり前のことですが、オフィスには、様々な書類や備品などを収納するスペースが必要です。機能的にすっきり収納できるスペースを確保し、常に整理された空間を維持することで、見た目も従業員のやる気もアップ。

散らかった空間では仕事がはかどりませんよね。整理整頓されていると、確認もしやすくなりケアレスミスを防ぐこともできます。

オフィスレイアウトの例

オフィスレイアウトは、会社の雰囲気や業種、働く人の好みによって様々ありますが、ここでは、いくつかのオフィスレイアウトの例をご紹介します。

開放的なワンフロアレイアウト

• 特徴
  • 広々とした空間で、開放感があり、風通しが良く、明るい
  • デスクやチェア、ソファなどを自由に配置できる空間設計
  • チームワークやコミュニケーションを促進する効果も

集中ブースとコミュニケーションスペースを併設したレイアウト

• 特徴
  • 集中して仕事ができるブースと、チームで話し合ったり、休憩したりできるコミュニケーションスペースを併設
  • ワークライフバランスを重視したレイアウト
  • 従業員のモチベーション向上や創造性の向上に効果も

グリーンを取り入れたナチュラルなレイアウト

• 特徴
  • 木目調の家具やグリーンを取り入れて、ナチュラルな空間を演出
  • リラックス効果があり、ストレスを軽減
  • 集中力の向上にも期待
    

個性的な家具やインテリアを取り入れた遊び心のあるレイアウト

• 特徴
  • 個性的な家具やインテリアを取り入れて、遊び心のある空間を演出
  • 創造性を刺激し、イノベーションの創出を促進
  • 従業員の個性を尊重する社風を表現する効果も

テレワークに対応したレイアウト

• 特徴
  • テレワークに対応したフリーアドレス制やホットデスク制を導入
  • 執務室や会議室を減らし、コミュニケーションスペースやコワーキングスペースを増設
  • 働き方の多様性に柔軟に対応

TONONの家具の導入事例はこちら

TONONの家具で作るおしゃれなオフィス

おしゃれで創造性を刺激するオフィスにぴったりなTONONの家具をご紹介します。

MOON （ムーン）

背もたれと肘掛けがつながり、座面と一体となった有機的なフォルム。三日月をイメージしたオープンスペースがあり、ややゆったりとした寸法で身体を包み込むように迎え入れます。

個性的でいて、かつ機能的なそのスタイルはオフィスにも最適です。

UP CHAIR（アップチェア）

布製の椅子では表現できない有機的なデザインと柔らかい素材が特徴。カラーや脚のタイプが豊富なため使用するシーンに合わせた商品を選択できます。

GOOD DESIGN賞を受賞したデザイン性に加え、キャスターもついてオフィスでの利用にもぴったり。

RIVER SNAKE （リバースネーク）

連結させることで様々な形状で使用が可能なローチェア。打合せや休憩スペースなど、大人数が集まる際にも連結させることで様々なレイアウトが可能。

ウレタン製の商品のため表面は柔らかく弾力があり、防水性もあるため屋外への設置も可能です。

まとめ

オフィスのレイアウトは、従業員のパフォーマンス向上や企業イメージの向上など、様々な良い影響があります。上記のポイントを参考に、快適で働きやすいオフィスを考えてみてくださいね。