お部屋にあったソファーの選び方|ソファー選びのポイントを解説!
リビングの主役となるソファーには、サイズや形、素材などの種類が多く何を選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
ソファーは一度購入すると頻繁に買い換えるものではないため、より部屋や生活スタイルにマッチした商品を選びたいですよね。
この記事ではソファーの選び方や、ソファーの種類について詳しく解説しています。
ソファー選びで悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。
座り心地を左右するソファーの「構造」
骨組み
一般的なソファーは、木製のフレームによってソファー全体の骨組みが作られて大体の形が出来上がります。
出来上がった骨組みの上にウレタンフォームと呼ばれるスポンジ素材のような物でカバーをしてクッションを作ります。
バネ/クッション
木製フレームに衝撃吸収材を組み合わせて座った時の衝撃を和らげ、さらには耐久性や座り心地を安定させます。
衝撃吸収材には以下の3つがよく使用されています。
衝撃吸収材によって座り心地や耐久性が大きく変わるため、価格や色だけでなく衝撃吸収材もチェックしながらソファー選びをするといいでしょう。
1.コイルスプリング
コイルスプリングとは縦巻きのスプリングで、体重を支えるためにソファーの内部に無数に並んでいます。
ソファーのどの部分に座っても均等に体重を受け止めるための重要な役割を担っています。
へたりにくい、耐久性が強いという特徴を持っており、比較的高価なソファーによく使用されています。
2.ウェービングテープ
繊維とゴムを混ぜたような素材でできたテープのことで、ソファーが受ける重さを支えるために、ソファーの座面下で縦横に組み合わさって配置されています。
コイルスプリングほどの弾力や耐久性はなく、比較的安価なソファーに使用されることが多い素材です。
最近のウェービングテープは強靭なものも多く、耐久性も期待できる衝撃吸収材として認められています。
3.S字バネ
名前の通りS字型のバネで、波型スプリングとも呼ばれている衝撃吸収材です。横に連結して使用します。
耐久性の強さはコイルスプリングに比べると劣りますが、しなやかな弾力も持ち合わせていることから、しなやかな座り心地を楽しめます。
座面
座面は衝撃吸収材の上に置かれています。座面に使用されるクッションはウレタンフォームが主流となっており、ウレタンフォームの密度や厚み、硬さによって座り心地も変わってきます。
この座面も衝撃吸収材と同様に、座り心地を左右する大事なパーツになっています。
背面
ソファーの背面はフレームにウェービングテープとウレタンフォームを組み合わせて弾力を付けているものも多いですが、価格が上がると背面にもコイルスプリングが使用されていることがあります。
背面も座面と同様にウレタンフォームの密度や厚みでもたれた時の快適さが変わってくるため、どのような座り方をすることが多いか、どのような用途で使いたいかで理想の背面を想像しておくといいかもしれません。
肘掛け
あるとすごく便利な肘掛けは木製の枠とウレタンフォームで形成されています。厚みや高さがあるともたれかかることができ、低いものは横になった時の枕がわりにも便利です。
脚
足の素材は木製や金属製が多く、高さや形状も様々です。
パーツとしては小さいですが、木製や金属製で与える印象が変わったり高さも異なるため大切なパーツです。
ソファーの表面に使用されている「張り地」の種類
張り地とはソファーの表面に使用されている生地のことで、この素材にこだわりたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
ソファーの張り地として代表的なものの特徴をみていきましょう。
天然皮革(本革)
ソファーに使用される天然皮革は牛革が多いと言われています。
・肌触りがスムーズでしっとりしている
・耐久性が高い
・経年劣化を楽しめる
・保湿性が高く熱伝導率が低いため、寒い時は暖かく、暑い時はひんやりとした質感を感じられる
ポリウレタン
ポリウレタンは柔軟でしなやかな素材であり、その特性により座り心地が良く、快適な家具を作るのに適しています。
・耐久性・耐摩耗性に優れ様々な環境条件に耐えることができる
・成形がしやすく様々な形状やデザインの家具を製造することが可能
・比較的軽量な素材であり、移動や配置が容易に行える
さらにTONONでは複合成形ポリウレタン素材「ソフトタッチプラス」を使用しており、非毒性でお子様やペットがいるご家庭でも安心してご利用いただけます。
ファブリック(布)
ファブリックならではの柔らかさや温かみを感じさせてくれる素材です。
・カラーバリエーションが豊富
・撥水加工や選択できるカバータイプなど手入れのしやすいものが多い
・繊維や織り方で雰囲気や印象が変わる
ソファーの「サイズ」の選び方
ソファーのサイズは、どのような用途で使用するかによって快適な幅が大きく変わってきます。
ソファーの幅には「本体そのものの幅」と「座面の幅」の2つがありますが、本体そのものの幅に関しては以下の2つに十分注意する必要があります。
1.問題なく搬入できるか
2.希望の場所に置ける幅か
どんなに理想のソファーが見つかっても搬入できなければ部屋に配置することはできません。
購入する際には必ず搬入経路の確認をしましょう。
また、座面の幅は横になってくつろぎたいという場合には横になった時に体が収まるサイズかどうかを確認しましょう。2人で座りたい場合には2人で座ってくつろぎやすいサイズかどうかを確認する必要があります。
サイズを決める時には実際の生活シーンを思い浮かべながら店頭で確認するといいでしょう。
ソファーの「形状」の種類
1人掛けソファー
1人用のソファーで、肘付きのタイプやリクライニング式のものまで幅広く種類があります。場所をあまり取らないため座り心地や用途で選ぶ方に人気の形状です。
ラブソファー
通常の2人掛け用のソファーよりも少し小さめにデザインされているソファーです。2人で十分にくつろぎたいという場合には少し小さく感じるかもしれません。
シェーズロングソファー
正面を向いて背もたれに保たれたまま足を伸ばせるのが特徴のソファーです。ある程度のスペースが必要になりますが、リラックスすることを目的としている方におすすめです。
コーナーソファー
広めのリビングに最適で部屋の角に配置して使用するソファーです。大きめですがスペースを有効活用できます。
ソファーベット
普段はソファーとして使用し、来客時や少し横になりたい時に活躍するマルチなソファーです。1人暮らしでソファーもベッドも欲しいけどスペースが足りないという方や、よく家族や友人が泊まりに来るという方におすすめです。
ローソファー
脚がないタイプのソファーでフロアソファーとも呼ばれています。
床との距離が近いため、床座に慣れている方や部屋を広く見せたい方におすすめのソファーです。
TONONのおすすめ家具をご紹介
TONONでは様々な家具を取り扱っており、長く愛され続けるようデザインや素材などたくさんのこだわりが詰まっています。そんなTONONのいくつかのコレクションの中から人気のコレクションを3つご紹介します。
CORDA COLLECTIONは一般的なシートでは異例の航海用のロープを手で編み込んだ格子縞の機能的なスツールとなっています。屋外でも使用することができ、レストランのテラス席やプールサイドにもおすすめのコレクションです。
多色展開のため、空間の雰囲気に合わせて選びやすいのもポイントです。
RIVER COLLECTIONは特徴的なデザインが人気のコレクションです。
ウレタン製の商品のため、表面は柔らかく弾力があります。RIVER CHAIRは背付きのため、ガーデンチェアとして庭でゆっくりとした時間を楽しむのに最適な商品です。
SAILOR COLLECTIONは漁師の網からインスピレーションを受けたデザインで、弾力性のある航海用のロープで編み込まれています。屋外・屋内問わずどのようなシーンでも活躍するコレクションとなっています。
購入前に搬入経路の確認を忘れずに。ソファーで造るくつろぎの空間
ソファーに限らず家具の購入時には必ず搬入経路の確認を行うようにしましょう。
部屋に配置することばかり考えてしまって購入後に部屋まで搬入できなかったというケースも少なくありません。
家具は一度購入すると、その後長く使う傾向にあります。
後悔することがないように、素材や形状などをよく確認した上で最適なものを選ぶようにしましょう。
ソファー選びでお悩みの方はぜひ弊社までご相談ください。